MENU

米イラン核協議に温度差|IAEA査察めぐり対立、60日交渉の行方は

要約

アメリカとイランの核開発をめぐる交渉で、新たな火種が浮上しました。アメリカのJ. D. Vanceバンス副大統領は、イランがInternational Atomic Energy AgencyIAEA査察官の受け入れに合意したと主張。一方、イラン側はこれを全面否定しており、双方の立場の違いが鮮明になっています。60日間の交渉期限の中で、核合意に進展があるのか注目が集まっています。

米国「IAEA査察で合意」

アメリカとイランは、戦闘終結に向けた覚書の中で、

60日以内に核問題を協議し、最終合意を目指す

ことで合意しています。

その初の高官協議がスイスで行われました。

協議後、J. D. Vanceバンス副大統領は、

イランはIAEA査察官の受け入れに合意した

と発表しました。

これを受けて、アメリカは見返りとして、

* イラン産原油
* 石油製品
* 生産・輸送・販売

について、60日間限定で制裁緩和を認めました。

トランプ氏も強気姿勢

Donald Trumpトランプ大統領もSNSで、

イランが核をめぐる誠実さを示すには査察受け入れが必要だ

と投稿。

一方で、

合意に従わなければ、やるべきことをやる

とも発言し、軍事的圧力もにじませました。

強硬姿勢は依然として変わっていません。

イラン「査察の予定はない」

しかし、イラン側は真っ向から反論しています。

イラン外務省のEsmaeil Baghaeiバガイ報道官は、

核施設へのIAEA査察の計画はない

と明言しました。

特に問題となっているのは、

アメリカ・Israelイスラエルによる攻撃で損傷した核施設です。

イラン側は、安全面や主権の観点から慎重姿勢を崩していません。

ここに大きな温度差があります。

IAEAは「査察は行われる」

一方、Rafael Grossiグロッシ事務局長は、より前向きな見方を示しました。

査察は行われる

と明言。

さらに、

60日間という枠組みがある以上、時間を無駄にできない

と述べています。

近くイラン側と、

* 査察日程
* 方法
* 対象施設

を協議する方針です。

ホルムズ海峡でも綱引き

核問題以外でも駆け引きが続いています。

先日の高官協議では、

Strait of Hormuzホルムズ海峡の安全航行確保

に向けた連絡体制構築で合意しました。

ただし、イラン議会のMohammad Bagher Ghalibafガリバフ議長は、対岸のOmanオマーンと追加協議を実施。

海峡管理をめぐる独自ルール強化を進めています。

依然として予断を許しません。

FX市場への影響

原油

中東リスクが高まれば上昇。

短期予想

強気継続

ゴールド

地政学リスクで買われやすい。

短期予想

上目線

ドル円

リスクオフ時は円買い圧力。

ただし原油高は日本に逆風。

短期予想

乱高下注意

今後の注目ポイント

① IAEA査察の実現

最重要ポイント。

② 制裁緩和の継続

60日後に延長されるか。

③ ホルムズ海峡

緊張再燃の可能性。

④ 核合意の具体化

最大の焦点。

まとめ

今回見えたポイントは3つです。

* アメリカは査察合意を主張
* イランは全面否定
* IAEAは実施に前向き

つまり、

合意した“ように見えるが、実際はまだ大きな隔たりがある”

という状況です。

市場は一時的に安心感を織り込む可能性がありますが、核査察が頓挫すれば、中東リスクは再燃しかねません。

今週の実務者協議が、大きな分岐点になりそうです。

#PR #FX #米イラン #原油 #ゴールド #ドル円

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次